事務所の特色
1974年設立。2024年に50周年。
八王子・日野・多摩・稲城を中心に,多摩地域に根ざした事務所です。
住民の人権や権利を守り,民主主義の発展のために,日々活動しています。
訴訟活動に限定せず、社会の中に弁護士の方から切り込んでいって運動を作る,すなわち,「市民運動&政治&&訴訟」この3つを連携させ,組み立てながら社会変革を目指す,それが私たちの事務所が長年培ってきた作風です。
弁護士全員が,自由法曹団,青法協,日本労働弁護団,日本民主法律家協会の4団体に参加しています。
また,首都と地方都市の魅力をあわせもつ,豊かな自然と広い執務スペース,職住近接可能なところも魅力です。
取扱事件・弁護団など
一般民事・債務整理・家事・刑事などはもちろん,労働・行政・消費者・医療・環境・子どもなど,様々な事件に取り組んでいます。
弁護団事件としては,横田基地騒音訴訟,過労死,消費者(FOIなど),原爆症認定訴訟,修習生給費制廃止問題,生業訴訟などに参加しています。
また,さまざまな社会運動・住民運動にも取り組んでいます。
ごく一例ですが、過労死防止法制定や核兵器廃絶を求めるなどの運動に当事者や支援者と連携しての署名・アピール行動、組合の学習・組織化の支援、大型開発反対住民運動(リニア・川町残土問題・など)、消費者運動(安愚楽牧場・ライブドア問題など)、大学生・高校生・若者,また地域のみなさんの政治・社会科学・憲法・法律についての学習・フィールドワーク、平和活動の支援,選挙活動などです。
地域だけでなく全国での憲法や法律問題での講演や書籍執筆などを手がける弁護士もいます。
★近年の業績(一部)
・水道局職員の自死について自治体の安全配慮義務違反を認める勝訴判決
・宗教イベント運営の過重労働による過労死の労災認定
・就労者の障害年金不支給処分取消判決
・FOI粉飾決算・株主被害訴訟,勝利和解
・足立区戸籍委託住民訴訟で委託契約を違法とする判決
・福生消防署職印過労自殺公務外認定取消判決
・大林組海外赴任過労死労災認定
★所員執筆の書籍(一部)
「こちら労働相談所;もう泣き寝入りはしない/尾林芳匡他/創風社」
「弁護士白神優理子が語る 日本国憲法は希望/白神優理子/平和文化社」
「消費者問題法律相談ガイドブック【四訂版】/松尾文彦他/第二東京弁護士会」
どのような修習生を求めるか
地域の労働組合・住民運動団体・民主団体などに積極的に関与し、様々な要求に向き合い、裁判はもちろん行政手続・社会運動・政治活動など多様な方法により事件を解決したり,社会進歩に貢献したい,労働組合・民主団体の組織の拡大強化等にも協力していきたい,と思っている方。
採用条件(待遇、会費負担、福利厚生等)
直接お問い合わせください。
新人教育の体制
入所後半年間は,原則として,先輩弁護士と一緒に法律相談に入り,事件を受任します。
その後は,状況に応じて,適宜単独受任に移行します。特に指導担当などは決めていませんが,2週間に1度の事務所会議で質問・討議の時間を設けているほか,希望があれば事件検討会も行っています。
また,複数弁護士が所属しているので,積極的に先輩弁護士に質問などしていただければ,日常的に疑問・不安は解消できます。
事務所からのメッセージ
以下の通り,事務所説明会兼学習会を企画しています。
少しでも興味をもっていただけた方,ぜひ,ご参加ください。
申し込みは,メールでも電話でもFAXいずれの方法でも構いません。よろしくお願いいたします。
①9月21日 16時~ テーマ「過労死事件」 尾林芳匡弁護士・白神優理子弁護士
②10月11日 16時~ テーマ「消費者問題・公害・環境問題等」 松尾文彦弁護士・関本正彦弁護士・塚本和也弁護士他
※いずれも,八王子合同法律事務所で開催し複数弁護士の参加を予定しています。
状況・ご希望によってオンライン併用の可能性もありますのでお気軽にお問合せください。